日本陸軍 歩兵第22連隊 剣術 バッジ 検: 日本軍 軍服 剣道 武道 24師団 沖縄戦 肉弾 沖縄決戦 軍帽 略帽 軍服 軍刀 昭五式 九八式 三式

日本陸軍の歩兵第22連隊の剣術のメダルです。

歩兵第22連隊は愛媛県松山を衛戍地として編成された部隊で、日露戦争では世界的ベストセラーと言える名著「肉弾」を執筆した桜井忠温も所属しており、シベリア出兵・上海事変などで「伊予の肉弾連隊」として各戦線で活躍しました。その後昭和14年に第11師団から第24師団に編入され兵の徴募地域は北海道に変更されましたが、幹部の多くは愛媛県出身者のまま終戦まで戦い続けました。
連隊は昭和19年に一部を南方戦線メレヨン島に抽出(補給途絶のため終戦までに餓死者多数)、連隊主力は続いて第32軍隷下となって満州から沖縄に移駐し現地召集などで欠員を補い、米軍の上陸を迎えました。その後の沖縄戦における敢闘と壮烈な玉砕は多くの戦史が伝える通りです。

本品の年代は不明ですが、戦前の24師団編入前のものであろうかと思われます。表に兜と「剣」、裏に「歩二二 第一中隊長」の文字があります。中隊内の剣術大会の賞品であったと考えられます。
時代がついていますが、目立つ傷や汚れは見られません。

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