嶺雲・庭師の目で見た屋久島/田旗光/日本庭園協会会長・龍居竹之介文/庭師の目で島の風景を見ておられることに面白さと洞察力を感じる

嶺雲・庭師の目で見た屋久島/田旗光/日本庭園協会会長・龍居竹之介文/庭師の目で島の風景を見ておられることに面白さと洞察力を感じる

商品説明
嶺雲・庭師の目で見た屋久島/田旗光/日本庭園協会会長・龍居竹之介文/庭師の目で島の風景を見ておられることに面白さと洞察力を感じる

2012年 113P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

日本庭園協会会長・龍居竹之介・9代目林屋正蔵：文

昨今の屋久島は大人気です。よく仙境とでもいえるかのような風光が映像で流れると、その絵柄にこの島を愛し続けた数々の知人の顔がダブってきます。その中で一番鮮明かつ満足げな 人物が一人、私の目を捕らえて離しません。いうまでもないでしょう。この見事な屋久島の写真集の生みの親である田旗光さんです。

しかも次々変わるその表情は多彩かつ多才です。庭師として木の案配を確かめる顔、山道に想を練る感性豊かな俳人の顔、奥方と一緒にお 神酒徳利で和気あいあいと二人旅を謳歌するプ ファンの顔、神代杉の息吹きから上古の世界の魅惑を綴ろうとするエッセイストの顔、そして再訪の日を約しながらキュッと一杯、島への感謝の気持ちでにこやかに盃を掲げる――などなど。もちろんレンズを通して、呼吸を続ける 島の今を伝え記録する写真家という顔もあることは、言をまちません。さすが“光(みつる) さん”とおっしゃるだけに、豊かさが満ちあふれていらっしゃいます。

それをただただご立派と眺めてきた私は、叶わぬまでもホンの少しは見習いたいと思っていたのです。しかし先日頂いた田旗さんのお手紙を拝見したとたん、これはとても追いかけられ るものではないと、掛川に向かって思わず最敬礼いたしました。田旗さんからお叱りを受ける のを覚悟の上で、その一節を紹介させて頂きます。

お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。

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